ある日のやすべえリーガーたち 2014年6月29日(日)

当初やすべえリーグ第3期第2節の予定であった本日は麻将連合のタイトル戦であるμM1カップ決勝戦。山本・橋上両選手は2週間前に上京しチャレンジしたものの2次戦敗退となったが、 松井選手は決勝に進出。過去3度の挑戦はいずれも手に届くことのなかった悲願のタイトルだが、今回は果たしてその手につかむことができるのか・・・。

「もうドキドキしたくないねん」

対局前日にこう話していた松井選手、Big1やツアー戦で積み重ねた勝利はすでに8つ。一見強心臓で鳴らした打ち手のようだが、所詮は人の子、勝利のかかった大一番を前にして緊張感が全身を包み込んでいたのだろうか。

「手ぇ開けたらアガってました、ってのが2回あったらもうそれで勝てるやん。そしたらドキドキせんでええやろ」

単にラクして勝ちたかっただけのようだった・・・。

さて今回は果たして望んだような楽な展開になるのだろうか。いよいよ始まった対局。藤原ツアーのツイートにより実況される闘牌。応援に駆けつけた山本選手から対局の模様が画像で送られてきた。

勝負のかかった大一番、身に着けるものも普段良く着るお気に入りのもの、めったに着用しない一張羅、人によってさまざまだろうがこの日松井選手が選んだのは赤いシャツ。そう、どこからどう見てもチンピラ妖艶な深い赤色のシャツを身に着けていた。 そういえばタイガー・ウッズをはじめ、勝負どころでは赤を着用するアスリートが多いが、スポーツや格闘技が好きな松井選手もそれらに倣ったのだろうか。いずれにしてもいつにもまして真剣な表情からはこの勝負にかける意気込みが伝わってくるようだ。 はたして勝てるのか?笑って大阪に帰ることができるのか?すべては牌を自摸ってくるこの右腕にかかっているのか!


・・・一方その頃大阪では、健康麻雀の大会後の天満橋会館へと練習会セットに臨むべくあつまったのは大原、小田、田村、西坂、橋上、松淳、砂辺の7人のやすべえリーガーにたまたま大阪に来ていて 参加した小西さん。
「手は入ってんのに!」と言いながら長期休暇前で気が緩んだのか大きくなったのか、燃費の悪い振込みマシーンと化した小田選手。


手が入らず苦しんだ第2期からは復調の兆しが見えたのか、スコアすら控えない練習会セットでアガりまくる大原代表。

練習会セットでは多少おしゃべりしながら打つのが恒例とは言え、対局自体は真面目に臨むやすべえリーガー達だが、この日はさすがに自分の手牌よりも遠く離れた東京での松井選手の戦いぶりが気になりまくり。右手で摸打、左手はスマホでμのツイッターの実況を見るべく更新ボタンを連打。 そして練習会1回戦を終えた頃、松井選手を応援すべくはるばる上京していた山本選手からついに吉報が!



「優勝されました!」



「やっぱり勝ちよったか」
「ホンマ強いなあのオッサン」
「賞金高いと強なりよんな〜」
「賞金なんぼやったっけ?」
「私にはあんまりくれへんねんで!」

天満橋会館B卓の空間に埋め尽くされる賛辞の数々。東京の松井選手にも届いたのか表彰式ではこの表情。

ガッツポーズも飛び出し満面の笑みで喜びを爆発させていましたね♪

こうなると麻雀よりも松井選手のことよりも気になるのが祝勝会の開催。

「日曜日やったらはなれやけど、土曜日の深夜やったら本店でやるわ」
「いや、ちょっと待って、12日は俺まだフランスやねん」
「別にいつでもいいっスよ」
なぜかお祝いムードに見えない空気の写真だが、当事者の松井選手不在の中、勝手に進められる祝勝会の日程・・・。


結局14日(月)の午後8時からやすべえはなれにて祝勝会が行われることになりました! 当日は松井選手の偉業を称えながら杯を重ねましょう!

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