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一昨年の西田選手、そして昨年の橋上選手の優勝といつの間にかやすべえリーガーにとっては相性の良くなった関西インビテーションカップ。

今年もその時期がやってきた！今年は俺が！との意気込みで連なって参加した予選では坂井選手、板川選手、星越選手が通過。本戦シードで参加の小田、加藤、地野、西坂、橋上、松井、松淳、山本の8選手と合わせて11名のやすべえリーガーが2月19日の決勝大会に集いました！

スーパーガラガラ声でポンとチーぐらいは言えますと強がっていてこりゃ間違いなく3回で終わりやろ、と思われていた松井選手が何と6万点オーバーの大トップ、板川・地野の3選手も好調なスタート切った1回戦。続く2回戦では先ほどのラスを取り返した加藤選手、橋上選手がトップを奪い3回戦では山本選手がトップを取り6選手がベスト16に進出しました。

対照的にこの日調子の出なかったのは星越選手で3回戦ともマイナス。西坂選手も3回戦でハコ近くまでポイントを落ちて運営のお手伝いに。松淳選手と坂井選手も1回戦のラスが響き、小田選手もトップを取り切れず3回戦で敗退となりました。

休憩を挟んで行われた4回戦では地野選手・松井選手が敗退したものの、山本選手と橋上選手がトップ、加藤選手と板川選手が手堅くまとめて準決勝に進出しました。

ポイント差と卓内順位から橋上・山本両選手が無難に勝ち上がるかと思われた2卓は卓内4位だった加藤さんがラス前・オーラスと怒涛のアガリラッシュで一気に捲り、追い詰められた2人のリーチ対決を黒部さんが卓内2位になるアガリで制しました。

準決勝1卓では加藤選手が一人沈み、トータルトップの石原ツアーがまたもトップ。卓内3位の板川選手が最後に微差で2着に上がり、卓内2位の沢田さんもプラスで終わったため1卓から3名、2卓からは1名の決勝進出で辛くもやすリーから1名が決勝進出を果たしました。

そして迎えた決勝戦、起家から板川選手、沢田さん、石原ツアー、加藤さんの座巡となりました。

準決勝のトップでぐっと4勝目を引き寄せた石原ツアーは約120ポイントで、それを追う板川選手のポイントは61ポイント。最強戦や第5期を制した板川選手と言えどもかなり苦しい点差。

逆転するにはとりあえず役満和了ってから考えたらええな・・・。なんて冗談で考えていたら決勝開始直後に板川選手が開けた配牌は一九字牌だらけ！持ってくる牌も一九字牌でなんと5巡目に国士無双テンパイ！誰からでも出そうな北が待ち牌！誰が被害者に！？と思っていたら一発ツモ！16000オール！もう石原ツアーを捲った！強過ぎ！こりゃ優勝や！

開局早々の国士が大きすぎたとは言え、終始攻めに徹し最後も親の沢田さんのリーチに対しても果敢に攻め返し自らのアガリで優勝を決めた板川選手、おめでとうございます！そしてこの瞬間やすリーによる関西インビ3連覇が達成されました！

本戦シードが多かったとは言え、入賞8人中4人がリーガーと半分をやすべえリーグ占める活躍となりました。

関西インビ、イン大阪ではそこそこ活躍できるようになったやすべえリーガーたち。次はぜひ遠征でのμカップ制覇にもご期待ください！