やすべえリーガーたち 2015年2月1日(日)

μカップで勝てる実力を付ける。 このやすべえリーグ創設の理念とも言え、そのためリーグ戦と銘打っているものの基本ルールはμカップルールで、システムはちょっと長めのμカップ本戦を何回かに分けて打つような感じで行なっていますが、創設から1年を経過してこれまでに松井選手のM1獲得や大原代表や橋上、西坂選手の決勝進出がありましたが、やすべえリーガーとしては未だにツアー戦では未勝利。

しかし2月1日に行なわれた第12回関西インビテーションカップ本戦には大原代表、板川、地野、西坂、西田、松井、松淳、橋上と、なんと合わせて8選手が出場。こ、これはやすべえリーグに優勝カップをもたらすチャンス!

大きな期待を持って始まった1回戦、プラスしたのは大原代表と板川選手、そしてトップを奪ったザ・HIP1松淳のみで後の選手はすべてマイナス。こ、これはやすべえリーガー3回戦で全滅の予感!

続く2回戦で気を吐いたのが大原代表、地野選手で西坂、西田、橋上選手はボチボチ、板川選手とHIP1夫婦(松井選手は第1期最下位)はポイントを吐き出してしまい、実質的に3回戦通過圏内にいるのは大原代表と地野選手のみとなってしまいました。

そして迎えた3回戦、大原代表、板川選手、西田選手は強さを発揮し見事通過。地野、西坂、橋上、松井、松淳選手は結局浮上できず敗退となってしまいました。

4回戦は大原代表と板川選手がぶつかり合い、代表の意地を見せる親マン直撃などでトップを奪い準決勝進出!西田選手も大きいトップを取りこちらも準決勝へと駒を進めました。

準決勝では圧倒的にポイントを持っていた三原プロと直接対決した大原代表が、三原プロを沈めることはできなかったものの大トップを奪い首位で決勝進出を決め、別卓でこれまた大トップとなり黒澤プロを沈めた西田選手が初の決勝進出を果たしました。


必死の闘牌の大原代表、採譜する田村選手、地顔をさらけ出す松井選手。

無の境地に至った西田選手。その背後で仕事をする振りをする西坂選手と山本選手。

西田選手を見守る星越選手。西田選手はまたも無の境地・・・もしかして寝てる?

大原代表、三原プロ、西田選手の差は8ポイント以内でまさに着順勝負となった決勝戦。序盤から手が入りリーチ攻勢に出るもあと一牌が来ない大原代表を尻目に、緊張していると言いながらのびのびと打てていたのは西田選手。


対面に相対する大原代表と西田選手。

今大会を通して運営をしてくれた山本選手。さすがにお疲れ気味。
オーラスを迎えて三原プロはアガれば優勝。大原代表はハネマンツモ、西田選手は7700出和了りといった条件戦、中盤にをポンしドラののシャンポン待ちとした西田選手。まさに優勝に王手!対してようやく?軽い手が入った大原代表もすでにテンパイ!しかし悲しき条件を満たさぬ手牌。
ここに出る→アガラズ、ツモる→アガラズ、トイツ落としをしてツモる→アガラズ、と悲壮なテンパイ維持を続行する大原代表。残り巡目もわずかとなった終盤、苦しい苦しいカンを入れて待ちのピンフテンパイを入れた三原プロ、残り枚数は少ないがつかめば誰でも出しそうな待ち頃の牌、一機に形勢逆転か!?と思われたその時、長々と連荘することを嫌い、一発で決めるべく一色手に向かいテンパイをとっていた黒澤プロの手から放たれたのはドラの。この瞬間やすべえリーガー初のμカップチャンピオンが誕生したのでした。西田選手、おめでとうございます!

終局の瞬間、思わずこぼれ出る微笑みが勝者の証。
なお、代表の座を賭けてこの決勝に臨む!と意気込み、代表入れ替え戦も兼ねていた決勝戦で敗れた大原代表はこの瞬間をもって代表の座を降りることになりました。今までありがとうございました!ホ〜タ〜ルのひ〜か〜り♪

ということで、新代表に西田選手が就任し「やすべえリーグ」は「にしべえリーグ」として生まれ変わりました!対局会場は天満橋会館ですが打ち上げ会場は西田選手の自宅で開催となりますのでお間違えのないようにお願いします!

表彰式終了後、恒例の打ち上げ&祝勝会は会場近くの居酒屋へ。


にっしリー
遠征組み帰京後、夜深くまで宴は続き二日酔い男を生み出すのでした・・・。

あっは〜ん、となぜか悶える西坂選手、WW設立・対局・マラソン・お酒で思わずウトウト板川選手、赤面大王地野選手。

明日のやすべえ本店は無事に開店できるのか!?
以上が関西インビの一日でした!これからもにしべえリーグをよろしくお願いします!

※このお話は一部フィクションが含まれています。

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