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やすべえリーグと言えばやはり本場所はリーグ戦ではなく、ましてややすべえでの打ち上げ飲み会でもなく、やはりμカップでの対局。 第5期終了直後に行なわれた2015年度ツアー第2戦μカップin大阪、4/19の予選では加藤選手が、5/17の予選では北浦・山本・西田・井倉選手が、そして6/13の前日予選では砂辺・小松選手が見事予選を勝ちあがり、本戦シードの小田・地野・松井の総勢10名が決勝大会に進出いたしました！

なお、今回の前日予選後の懇親会はやすべえではなく、会場の新北浜のすぐ隣にある居酒屋・和がやにて行なわれました。

14日の朝10時から始まった本戦では、第5期やすべえリーグで惜しくも決勝戦進出は逃したものの全節をプラスで終了した小松選手が大トップを取り首位に！北浦選手も快調なスタートを切るものの、いきなり痛手を負ったのは山本選手、地野選手と井倉選手。 ともにラスを引き巻き返しを期待した2回戦では地野選手はトップを奪いなんとかマイナスを10にまで減らし復活。小田選手もトップで上位に浮上し小松選手は2着だったものの1回戦の大トップがきいて首位を快走！ しかしながら北浦選手はなんとハコラス！井倉選手も沈んだまま浮上できず苦しい展開に。続く3回戦では砂辺・加藤選手はボーダー目指して奮闘したものの足切りの憂き目に。西田選手もダンラスとなりここで終了。 結局4回戦に進出したのは小田・小松・地野・松井の4選手でリーガーの内6名がここで敗退となりました。

続く4回戦では松井・地野選手が敗退となり、これでやすべえリーガーで残っているのは小田・小松の2選手。 小田選手はトップ条件、小松選手は原点付近にいれば決勝進出が濃厚。 そんな中発表された準決勝の組み合わせはなんと小田・小松選手が潰し合い必至の同卓！なんとやすリーに非常な卓組み！
両選手の活躍に対して渦巻く嫉妬の炎を燃やしたか、果たして一体誰がこんな組み合わせを！？（大体ポイント順に並べてます）

因縁渦巻く1卓では小田選手がトップ！小松選手は無念の3着で卓内3着。西坂選手の陰謀に嵌ったか・・・、と絶望していたら、採譜卓となった2卓で終盤にこのまま行けばほぼ勝ち抜け決定！だった内田Ｐが奥脇マスターに痛恨のハネマン放銃！そしてこれにより2卓で卓内2着となった奥脇マスターよりもトータルポイントが上となった小松選手も決勝進出となりました！

決勝に進んだのは星越選手・・・、ではなく今期すでに10勝目を挙げている原プロ、前日予選から試合功者ぶり見せ安定した麻雀で勝ち上がってきた梶さん、7年ぶりに決勝の場に戻ってきた小田選手、そしてやすリーから引き続いて好調を維持している小松選手。

このゲームのトップ者がほぼ優勝、という接戦必至の決勝戦、値段が高くはないものの、ほとんどの局がアガリで進みあっという間に突入した南3局からは緊張感が場を支配し始めたのか、展開はゆっくりしたペースに。親の梶さんが連荘を重ねトップ目に。 流局して原プロに親が流れたオーラス、流局すれば梶さんの優勝という場面で原プロが小田選手から3900をアガりオーラス続行、南4局その2は終盤にようやくテンパった原プロが小松選手から5800のロンアガリで差し返して再びトップ目に。そして次局、原プロは伏せてＯＫ、小田選手はハネツモ条件、梶さんは5000点差、小松選手は役満狙うほうが簡単か、というような条件。 これは原プロが優勝か・・・、と思った6巡目、何と小田選手がリーチ！この巡目で条件を満たすテンパイを入れるとはこれは小田選手の大逆転優勝か！？と膨らむ期待。しかし対面の梶さんもイッツー・ドラ１の出アガリＯＫのテンパイ！ツモるか？出るか？とハラハラな展開となるも両者のアガリ牌は姿を見せず、結局終始本物の？貫禄を見せた原プロの優勝となりました。

μカップも回を重ねるごとに活躍の度合いが大きくなるやすべえリーガー。次の神戸ではぜひ決勝4人が全員やすリーになることを期待しましょう！