第8期 成績・結果

悔やんでも戻ってこないリーチ棒。HIP1へのプレッシャーから判断を誤り、自ら史上2度目のコールドによるHIP1へと転げ落ちたあの男。さぞかし悔しかったことだろう。決勝戦では必死にメモってたことだし、渾身の観戦記を書いてくれることだろう。なんといってもやすリーには希少な真面目なサラリーマンやしすぐに出してくれることだろう。




と思っていたらあれから一か月半・・・




いつもなら次期が始まる頃には掲載されるはずの観戦記をいつまでたっても完成させずのうのうとμカップ懇親会に顔を出すHIP1に普段温厚な管理者もついに怒りの一言!




(▼皿▼メ)ノ「 観戦記も出さんとよう酒飲みに来たなワレ」











まあ平謝りやったし、すぐ出すって言うてたし許しといたろか・・・

と思ったらそれからさらに一週間!ようやく出された観戦記は長い!

ということでもう読まんでも結果だけでええわ、という方は下の画像をクリック!
まあしゃーないから読んだるわというヒマ人な方はこのままスクロールしていってください。





【決勝戦開始時のポイント】
松井選手:120.4
小松選手:108.4
田村選手:56.4
西坂選手36.1
(以下、敬称略)

松井選手と小松選手はほぼ着順勝負。田村選手と西坂選手は、松井選手と小松選手を3着4着にそれぞれ落としたうえで、目安として10万点前後は必要になる見通し。田村選手、西坂選手の力量では「まさか」が起きる期待も膨らむ一方、大方、松井選手と小松選手の一騎打ちになる予想。

起親から小松選手、西坂選手、松井選手、田村選手の順となった。

東1局 ドラ7
小松選手の親番。松井選手がさっさと小松選手の親番を流すべく、6巡目にABCを仕掛けるも、田村選手から立直が入る。ところが、小松選手もオリるわけでもなく、その後にFをポン。田村選手の立直に松井選手、小松選手が怯むことなく押し続けるが、ここで、田村選手の立直に捕まるのは松居であった。

七七七567789DDFG ロンE 松井選手→田村選手 5200 

となり、序盤から大きく点棒の動く展開となった。

東2局 西坂選手の親番であったが、5巡目に松井選手が田村選手から白ドラ1を和了り、西坂選手の親番は瞬殺される。

東3局 ドラD 松井選手の親番。松井選手268 小松選手300
前局にササッと親番を流された西坂選手に、筒子の染め手が入る。 西坂選手に東の副露が入り、満貫テンパイ待ったなしのムードが漂う。 松井選手、田村選手がストレートに聴牌が取れない中、小松選手がEを勝負するもこれが御用。

BCDDF北北北發發 東東東ポン  ロンE 小松選手→西坂選手 12000

誰もが松井選手有利と思わされたところ、次の局で事件が起きる。

東4局 ドラ西  親 田村選手  松井選手268 小松選手180

リードはただ守るだけではダメとはよく言うけれど、まさに松井選手はそのスタイルなのであろう。早く局を回してしまいたいと考える松井選手から序盤に出た孤立牌の西を、なんと西家の西坂選手がポン。更に、松井選手の次巡に出された三が、ペン三待ち西坂選手にジャストミート。 痛恨の7700放銃に、松井選手の表情が歪む。

東場が終了した時点で、各者の点棒は次の通り。
松井選手191 小松選手180 西坂選手497 田村選手332

南1局 ドラD 親 小松選手
小松選手にとって大事な大事な親番。前局の松井選手の放銃を千載一遇の好機と捉えて、ここはモノにしたいところ。 ところがなかなか聴牌がとれず、12巡目に田村選手の@C待ち立直が入る。 小松選手の手牌からすれば、最終の形が愚形になりそうなイーシャンテン。 焦らずとも残り3局で勝負と考える人も多そうなのであるが。

しかし、この小松選手。最近強いと思われる理由がこの局に垣間見えた。 それは、決勝に進むまでの対局にもよく現れていたのだが、

この小松選手。

こういう大事な局面ではオリない。

なんと白を暗槓し、DEF伍六七九九44 白白白白アンカン で追っかけ立直。 これを、田村選手から4を召し捕り、6800+立直棒を獲得。

この小松選手。やりよる。

南1局その2 ドラ三  小松選手258 松井選手191
現状、小松選手が上だが、セーフティリードというには程遠い。 親番の和了で優勝を決定づけたいところであるが、 そうは問屋が卸さないのがμの選手。 さくっと2900を和了りたい小松選手の食い三色の進行中に、松井選手の立直宣言。 カン4聴牌の入っていた田村選手から松井選手に3900(立直平和ドラ1)が流れ、 優勝は松井選手か、小松選手かわからない展開に。

南2局 ドラ四 親 西坂選手 小松選手258 松井選手230
松井選手が40のリードを持つため、現状松井選手がトップ。 その中で迎えた南2局。 この親を終えるともうデッドエンドが決まる西坂選手はなんとか見せ場は作りたいところ。
3巡目に、
6@ABDEFGH東南西北 ツモ6
に、打6と今の状況を見据えた打牌。  さもすると、その西坂選手の意図を汲んだかの如く  6巡目 ツモB→打東  7巡目 ツモC→打西とまたもや波乱を感じさせる。 ところが、8巡目に田村選手から入る立直。  西坂選手、もはやこれまでかと心のなかでため息をつきつつ、状況を眺めていると、 なんと小松選手が田村選手の立直に対して無筋を連打。  西坂選手の北をポンし、もう後がない西坂選手から放たれた8を捕まえる。
 四四四七八九4467 北北北ポン ロン8  西坂選手→小松選手 7700
となり、小松選手がリードする。

南3局 ドラ五 親 松井選手  小松選手345 松井選手230
田村選手の立直が13巡目に入るが、これにしっかり回りきった松井選手が聴牌をとり、 流局する。

南3局その2 ドラ九 親 松井選手 小松選手330 松井選手245 (供託1)
配牌の良かった松井選手が5800立直するも、終局前に小松選手から西ポンが入り、局面が大きく動くかと思われたが、小松選手が最後のツモでオリを選択。松井選手の一人聴牌となった。

南3局その3 ドラ  親 松井選手  小松選手320 松井選手265 (供託2)
松井選手は早く聴牌に仕上げたいと辺張塔子を残しながら粘るも早い仕上げに至らず、逆に13巡目にまたもや田村選手から立直が入る。しかし、松井選手も
678二三四五六FHH東東 ツモG 
と仕上がるも、出和了りできない3面張を、打東として聴牌取らず。 このままノーテンとなるが、小松選手が聴牌を維持していたため、小松選手との点数差が開く展開となった。

南4局 ドラ九 親 田村選手  小松選手 335 松井選手250 (供託3)
現状小松選手が優勝であるが、供託3本と松井選手のリード40を考えると、小松選手は15のアドバンテージしかない。

そんな中、松井選手に絶好の手牌が宿る。
6巡目
五ABCCE1235678 ツモ8
冷静に打Eとし、 次巡、
五ABCC12356788 ツモ四 と仕上げる。

ここで、少し松井選手は考え、立直と宣言した。 たしかに、小松選手からの直撃とツモであれば、立直の必要はない。 しかし、両脇からの出和了り(実質田村選手のみであるが)からはできないことから、田村選手から三六の見逃しは痛すぎるし、第一、立直したとしても、前に出なければならない田村選手からの三六の出和了りも期待できるからと考えればもっとも選択だった。

ただ、この立直は実らない。

親番田村選手の12巡目の立直に、松井選手が@を掴んでしまう。 立直ドラ2 7700 に、思わず天を仰ぐ。

南4局その2 ドラC  松井選手は小松選手との差が17200点となったため、跳満ツモ条件となった。 決勝の場にいる皆が思った。

「これでおそらく小松選手だ。

そして、

やすべえで打ち上げだ!!」

しかし、この南4局・・・。度重なる田村選手の立直によって、

その6まで続いたのである/(^o^)\ナンテコッタイ

多分、一番うんざりしてたのは、夜11時には実家に帰るために打ち上げ会場を出発しなければならない田村選手であったことは間違いない。

まぁ、そんなこんなで南4局はその6まで続き、
7巡目早々に DEF234678四五北北 と聴牌した小松選手が、 松井選手から六を出和了し、自身の優勝と、アマチュア枠からの初優勝を決めたのでありました。

そんなこんなで、駆け足で見てまいりましたが、決勝に出られた各選手には各自見せ場を作っていたと印象があり、大変見ていて楽しい決勝でした。特に、上位2人の点棒の大きく動く対局でしたが、「あの時の放銃がなければああなっていた」というよりも、むしろ「小松選手選手の粘り強い和了によって生まれた優勝」というふうに感じました(小並感)

次期やすべえリーグも始まりますが、プロ選手の方々のご協力とやすべえ大原代表によって、アマチュア選手が強くなっていることを忘れずに、最後にいい事を言っておいて、当観戦記の筆を置きたいと思います。

文責:現HIP1 砂辺

注:観戦記の提出が伸びに伸びて申し訳ありませんでした。決して積みゲーの処理や、ガルパン劇場版DBを見てたとか、そういう理由ではございませんので、何卒ご容赦願います。




優勝は最年少優勝記録となった小松選手でした!おめでとうございます!

第9期やすべえリーグの熱い戦いにご期待ください!もう始まってますけど。

やすべえリーグ第8期成績・結果
順位氏名第1節第2節第3節第4節第5節決勝合計
1小松 弘樹96.53.544.40▲3611119.4
2松井 一義026.2063.330.9▲34.186.3
3田村  洸▲2378.813.817.4▲30.622.679
4西坂 昭利08.611.4▲43.459.50.536.6
5近野 理智男19.50▲2.21.811.630.7
6板川 和俊31.53.6▲30.831.2▲8.726.8
7井倉 巻治▲13.418.7037▲19.422.9
8小田 宏一0▲10.9▲9.660.6▲25.614.5
9橋上 博紀018.30▲2▲412.3
10ジュンジー坂井▲4▲30.219▲46.245.1▲16.3
11多々羅勝利▲26.4003.30▲23.1
12弥生▲23.60180▲18.7▲24.3
13引地 大輔0▲33.903.1▲16.4▲47.2
14大原 泰孝▲44.1▲43.3▲26.7550.7▲58.4
15星越 英明▲31.1▲40.437.8▲52.8▲22▲108.5
16砂辺 正秀▲7.60▲63.5▲79.3▲17.4HIP1▲167.8

これまで首位を独走してきた小松選手、意地悪な大人たちの徹底マークに遭いついにポイントを減らしたその隙に首位に立ったのは松井選手。前期最下位となり、2代目Mr.HIP1就位を果たしたばかりの松井選手が首位で決勝戦に進むことになりました!小松選手は意地を見せてアマ初の優勝を飾るのか!?Mr.決勝リーガーの田村選手は二人をどこまで追い詰めるのか!?にっしゃんは無事お地蔵さまの大役を果たせるのか!?注目の決勝戦は5月2日18時半から!
また、決勝戦の後はそのまま守口に移動して打ち上げを行います。今期休場の選手も参加可能ですので、参加される方はご連絡ください。


小松選手、逃げの一手でポイント死守を図った第4節、田村選手が追い上げるも4回戦で痛恨のラス・・・!
果たして奇跡の大逆転は起きるのか!?
HIP1から奇跡の復活!決勝卓をうかがう松井選手の動向は!?
砂辺選手と最下位ををまたもや争う大原代表、3度目のHIP1となるのか!?
3度もHIP1なったら出禁にすべきか!?全ては4月3日の最終節で決まる!

第6期〜第8期の間で成績の良かった選手にヴェストワンカップの本戦シードを付与するシード争い上位は以下の通りです。


※順位=ポイント(各期2位〜4位は3ポイント)


なんと折り返しとなった第3節を過ぎても首位は小松選手!ついにアマチュア初の戴冠が近づいてきたか!?そしていつものキレッキレぶち切れ打法が炸裂したのか、大原代表が早くも3桁のマイナスを叩くHIP1ネクタイ買取タイムに突入!他の選手は後2節でどれだけ小松選手に迫れるか!?注目の第4節は3月21日!


スタートダッシュを華麗に決めた京都の大学イン生・小松選手が第2節も首位を堅持!このまま突っ走ってやすべえリーグ初のアマチュア選手の優勝となるのか!? そうはさせじと今期も決勝に行くことを高らかに宣言し、追いかけるのは通算決勝戦5回出場のミスター決勝・田村選手(優勝1回)!前期にぶっちぎりの最下位となり、Mr.HIP1となった松井選手も上位をうかがう注目の第3節は2月21日(日)17時から!


第8期は以下の日程で開催予定です。

  • 第一節 1/31(日)
  • 第二節 2/11(木・祝)
  • 第三節 2/21(日)
  • 第四節 3/21(月・祝)
  • 最終節 4/3(日)

第8期出場予定選手
No.1:岸野 功武
W最上位になった!
No.2:橋上 博紀
打ち上げは普通の時間に・・・
No.3:田村  洸
2期に一回は決勝進出!ということは今回は・・・
No.4:西坂 昭利
結構安定して上位にいる
No.5:ジュンジー坂井
さらに安定して上位にいる
No.7:小松 弘樹
京都の大学イン生です
No.9:大原 泰孝
初代Mr.HIP1!
No.10:小田 宏一
マテオは活躍できるんやろか?
No.11:板川 和俊
キッシーを叩き落さねば
No.12:多々羅勝利
マージャンのためなら全国どこへでも
No.13:井倉 巻治
第5期HIP1 シャケノベイビー!
No.16:近野 理智男
とりあえず三色
No.17:弥生
ダンナにだけは負けられん!
No.20:星越 英明
前期は不振、今期はまず決勝を狙う!
No.21:砂辺 正秀
デュフフ
No.22:引地 大輔
今年から本気出す
No.23:松井 一義
やっぱり万年Bリーガー
No.24:山浩
今期は復帰!?
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